こんにちは。INGSTE編集長の川畑です。
スマホは普段2台持ちなのですが、メイン機である「Pixel 7 Pro」のタッチパネルが反応しなくなるという故障が発生しました。
iPhoneのAppleCareの様な延長保証がGoogleには存在しない為、スマホケという日本国内向けに流通しているスマホならどの機種でも加入できるスマホ用の保険に入っていました。
今回は、スマホケのおかげで最低限の出費でPixel 7 Proの修理が行えたので、実際にスマホが故障してから、スマホケへの申請、送金までの流れを説明します。
スマホケとは
スマホケでは、ベースプランとして、月々100円で「故障」に対して保険に加入することができ、年間で最大10万円まで、実際に故障時にかかった修理代金が保証されます。
オプションとして「破損」「水濡れ」「盗難」への補償を追加することができ、1オプションにつき、プラス月々100円で加入することが出来ます。
すべてのオプションを追加しても、月々400円と価格もリーズナブル。
ベースプランの「故障」は加入必須で、他のオプションの組み合わせは自由。
私はオプションとして「破損」「水濡れ」を追加し、月々300円支払っていました。
実際に故障や破損した場合「免責金額」として、「破損」「水濡れ」「盗難」の場合は5,000円必要です。
故障 | 破損 | 水濡れ | 盗難 | |
---|---|---|---|---|
保険料 | 100円 | 100円 | 100円 | 100円 |
保険金額 | 一契約ごとに10万円(通算) | |||
免責金額 | 0円 | 5,000円 |
スマホ以外にも、ゲーム機やスマートウォッチなども保険加入できます。プランは多少変わりますが、パソコンやタブレットの保険もあります。
と、まぁ、保険内容の詳細に関しては公式サイトにお任せして、今回は実際に保険を利用した時の手続きを紹介します。
保険適用手順
スマホを修理にだす
スマホケは修理保険なので、一旦自分自身でスマホを修理に出す必要があります。
※故障した状態の写真を後々提出する必要があるので、修理に出す前に必ず撮影しておいてください。
スマホの修理はメーカー・正規サービスプロバイダー・キャリアのいずれかに依頼する必要がありますので気をつけましょう。※街の修理屋さんなど、メーカー非公認のお店で修理した内容では保険適用されません。
(※2024/06/07追記)公式から、街の修理屋さんなどで修理した場合も、保険は適用できますよ!とご指摘を頂きました。すみません!下記に書いている通り、修理後に、キャリアやメーカーのサポートが受けれなくなる可能性があるので、正規プロバイダーやキャリアでの修理を推奨されているそうです!
お客様ご自身で、メーカーまたは正規サービスプロバイダ、キャリアショップへ修理をご依頼ください。
ワランティ少額短期保険 FAQ Q28「どこで修理をすればいいですか?」
正規店以外で修理をする場合、修理後にメーカーまたは正規サービスプロバイダからサポートを受けられない場合がありますので、正規店での修理をお勧めしております。
Google Store経由で修理の見積もりを取りました。
「外装フレームまたはバックカバーの損傷」「画面-表示に関する問題」という診断結果で、合計34,120円という見積り結果でした。Googleのストアクレジットが10,000円分あったので、今回の修理支払い金額は24,120円です。
そのまま修理を依頼し、その翌日には修理品がGoogleから発送されました。(すごく早い!)
保険金請求手続きを行う
スマホケに保険金請求手続きを行うには「修理が完了していること」「必要書類の提出」が必要になります。
必要書類
「故障」「破損」「水濡れ」の場合
- 故障状態を写した写真(撮影困難な場合は「事故後の端末の状態」を詳しく申告する必要があります。)
- 「修理報告書」または「見積書」
- 「領収書」または「レシート」(修理不能の場合は不要です。)
※故障理由が火災の場合は、自治体が発行する「り災証明書」も必要です。
「盗難」の場合
- 盗難事件受理番号票(警察への受付記録となる書面等が発行されない場合は「届出された警察署情報」「届け出された日時」「被害届の受理番号」を伝える必要があります。)
- 回線を停止したことを証明する書類
今回はの修理内容は「外装フレームまたはバックカバーの損傷」「画面-表示に関する問題」なので、「故障」「破損」となり、上記の「故障」「破損」「水濡れ」の場合に記載した書類を提出します。
必要書類提出方法
必要書類は、スマホケのマイページから画像データを添付することで、提出する事ができます。
必要書類提出時に下記項目を併せて報告する必要があります。
報告は入力フォームがあるので、特に難しくはなく、必要事項を入力していくだけです。
報告項目
- 事故区分(「故障」「水濡れ」「破損」「盗難」から選択)
- 修理可否(「修理可(有償交換含む)」「不可」から選択)
- 事故発生日時
- 事故対象者
- 事故発生場所
- 事故発生の状況
- 事故後の端末の状態
- 事故端末の写真が添付出来ない場合の理由(写真が提出出来ない場合のみ)
- 添付資料・事故端末の写真(画像データを添付します)
予期せぬトラブルが発生
提出する領収書として、Googleのマイページ「修理」というページに「領収書」という項目があるため、その内容を画面キャプチャし、提出しました。
しかし、スマホケから返答があり、「合計未払い額」という項目に金額が残っているため、領収書として受理出来ないとのこと。
そこで、Googleへ領収書の発行をお願いしたのですが、Googleでの修理では「領収書」や「レシート」を発行することが出来ないとのこと。また、Webページの「合計未払い額」の更新も出来ないとの返答が。。。(もちろん全て支払い済みです。)
保険適用が難しいかもしれないと、半ばあきらめつつ、スマホケに領収書が発行してもらえないことを伝えた上で、Googleとのメールのやりとり、クレジットカードの支払い明細書、Googleのマイページの支払い履歴を提出したところ問題無く受理されました。
保険金の振り込み
領収書の代わりとなる書類を午前中(AM10:00位)に提出したら同日の夕方(PM18時前)には、保険金支払決定通知がメールで届き、翌日の午前中には保険金が指定口座に入金されました。
今回支払われた保険金は下記です。
修理支払い額 | 34,120円(10,000円分ポイント使用) |
スマホケ免責金額(今回は破損扱い) | 5,000円 |
スマホケ保険金振り込み金額 | 29,120円 |
今回は、修理内容として「外装フレームまたはバックカバーの損傷」の為、「破損」となり免責金額が発生してしまいましたが、ポイントを利用して修理代金を支払った分も込みで、免責金額との差額分「29,120円」が振り込まれました。
保険のおかげで最低限の出費でスマホ修理ができた
私は17カ月前からスマホケに加入しており、月々300円支払っていたため、トータルで5,100円を支払っていました。
今回、免責金額として5,000円を支払った為、合計で10,100円支払い、34,120円の修理金額をまかなうことができました。修理金額がもっと高額になる可能性もあったことを考えると加入しておいてよかった。
スマホケは、スマホ購入時限定などではなく、いつからでも加入出来るため「AppleCareなどの補償に入りそびれたけど、やはり心配!」といった方は、検討してはいかがでしょうか。
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