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【レビュー】Keychron V1 ノブ付き75%レイアウトのメカニカルキーボード

以前から気になっていたKeychronの「V1」というメカニカルキーボードをゲットしましたのでレビューしたいと思います。

使用し始めてまだ1週間程度ですが、打鍵感や見た目など今のところ過去最高レベルでお気に入りのキーボードになりそうな予感。

Keychronのノブ付き75%レイアウトのメカニカルキーボード「V1」を使ってみた感想を詳しくご紹介していきますので、購入を検討中の方はぜひご覧ください!

目次

Keychron V1の同梱物

まずは同梱物の紹介から。

こちらはパッケージ。今回購入した「V1」というモデルはAmazon.co.jpではずっと売り切れの状態だったので公式サイトで購入しました。海外からの発送で箱が凹むのはもはやお約束。

同梱物は上の写真のものが全てです。接続用のUSB-C to C ケーブル/USB-A to Cアダプター/交換用のキートップ/キースイッチプラー/キートッププラー/六角棒レンチ/ドライバー/

Windows仕様にするのでWinキーとaltキーを着用します
付属のケーブルはC to Cですが変換用のUSB-Aアダプターが付いているのは助かる
わかりにくいですがキーキャッププラーにもKeychronのロゴ入り
断線やクセがつきにくいシリコンメッシュケーブル

Keychron V1の外観

こちらが本体。カーボンブラックのカラーを選択しました。フレームが透明なフロストブラックやシェルホワイトというカラーもありどれも魅力的です。

公式サイトではキースイッチとキートップの付いていないベアボーンモデルの購入も可能ですが、この(カーボンブラック・完全組み立て・ノブ付き・US配列)という構成は、筆者が注文した瞬間に品切れになっていました。価格は16,830円。(2024年8月)

柔らかさを感じる丸みを帯びたキートップ。OEMプロファイルと同じ高さかつ、手前に傾斜を付けたSAプロファイルの特徴を併せ持つKeychron独自のデザインは「OSA(OEM spherical angled)キーキャップ」と名付けているそう。

Keychronのキーボードとキースイッチを触るのは初めてだったので、他との違いが分かるように定番の赤軸を選択。他に青軸と茶軸がありますが、赤軸と茶軸は最初からルビング(潤滑油の塗布)がされています。

ズームイン/アウト、画面の明るさ、音量、バックライトの色合いの変更などに便利なプログラムノブ。筆者の大好物です。ノブ付きのキーボードを使ったことがない人にはぜひ一度味わってほしい。

チルトは大小2段階で好きな角度に傾斜を付けられます。

Windowsとmac用のレイアウトを保存してシステムトグルを切り替えることでワンタッチで切り替えが可能。

約960gのずっしりとした重さなので持ち運びには向かなそう。

V1は有線接続のみ可能なモデルなのでUSB-CケーブルでPCと接続します。有線無線は好みが分かれるポイントだと思いますが筆者はキーボードは有線派です。

メカニカルキーボード特有のRGBライティングは後ほど説明する「VIAソフトウェア」で好きな光り方に調整が可能です。

南向き(手前)に向けて光る「South-Facing RGB」が搭載されているので、フレームもキートップもスケルトンの物を使用しなくてもライティングの存在感が結構あります。ライティングは消しちゃう人も多いと思いますが…。

Keychron V1のスペック

Keychron V1のスペックは以下のとおり↓

製品名Keychron V1
サイズ328.5 x 148.7mm x 前方高さ17.9mm(後方高さ25.8mm(キーキャップ含まず)
キースイッチ赤、青、茶
キー数85キー(日本語JIS)/ 81キー(US)
テンキーなし
ホットスワップ3pinまたは5pinに対応
接続有線(USB-C)
フレーム素材ABSプラスティック
プレート素材スチール
バックライトSouth-facing RGB LED
スタビライザーねじ込み式PCBスタビライザー
重量約970 g ± 10 g

「V1」には二層ガスケット構造・アルミフレームを採用した「Q1」や、無線接続に対応した「Q1 PRO・MAX」、ラピッドトリガーに対応した「Q1 HE」など上位機種が複数存在します。

Keychronは香港のメーカーですが日本ではKOPEK JAPANが代理店となっていて、JIS配列や人気のモデルはAmazon.co.jpでの販売もされていたり、無線接続のモデルも技適認証を取得して安心して使用できるようになっています。

Keychron K PROスイッチ

V1で選択可能なキースイッチは赤軸、青軸、茶軸の3種類の「Keychron K PROスイッチ」。

https://keychron.co.jp/products/keychron-k-pro-switch

最大5000万回のキーストローク寿命と独自の防塵・防湿構造で心地良い打鍵感と耐久性を実現しています。

https://kopek.jp/products/keychron-v1/

3ピンと5ピンのホットスワップに対応した基盤で、Gateron、Cherry MXやKailhなどのMXメカニカルスイッチの取り付けや交換も可能です。

QMK/VIAサポート

「V1」もそうですが製品名に「QMK/VIA」と記載されているキーボードが増えてきています。これは単純に「QMK/VIA」という機能に対応しているモデルであるということ。

「これは何だろう」という方もいらっしゃると思いますが筆者もきちんと分かっていなかったので調べてみました。

QMK

QMK (Quantum Mechanical Keyboard) を一言で端的に表すと、キーボードのキーマップを自由に変更するためのもの。

https://qmk.fm/

キーボードの配列やキーマップを設定するためのオープンソースファームウェアを指す言葉で、オープンソースのツール群の総称のような感じで使われています。

QMK公式ウェブサイト
https://qmk.fm/

QMK日本語ドキュメント:
https://github.com/samhocevar-forks/qmk-firmware/blob/master/docs/ja/newbs_getting_started.md

VIA

VIAは、QMK対応キーボードのキーマップを変更できるアプリを指す名称です。

VIA公式ウェブサイト
https://www.caniusevia.com/

Webアプリ型、インストール型の両方がありますが、最近ではブラウザから操作できるWebアプリケーション型が主流になっていて、Keychronでも独自にツールを開発・公開しています。

以前はQMK用のキーマップファイルを自分で作成しキーボードにインストールさせる必要がありましたが、VIAの登場によってブラウザ上で簡単かつリアルタイムにキーボードの動作のカスタマイズが行えるようになりました。

Keychronランチャー
https://launcher.keychron.com/#/keymap

ちなみに筆者は「V1」のレイアウトをよく見て気に入って購入しているので、現時点でキーマップの変更などはしていません。

VIAのソフトウェアでのカスタマイズには有線接続が必須ですが、たまたま有線接続のモデルを購入していたことも結果的には良かったなと思うポイントです。

Keychron V1を使ってみた感想

パームレストを置いて使用すると疲れにくいのでおすすめ

「V1」はKeychronのキーボードの中では比較的安価なモデルですが、それでも2万円近くするキーボードなので高級キーボードに分類されるものだと思います。

高級なだけあって、手に持ったときのずっしりとした重さや、見た目の質感の高さ、豊富な機能性、打鍵感の良さから来る快適性は間違いの無いものです。

  • テンキー不要派の筆者にとって理想のレイアウト
  • マクロ化、リマップなどのカスタマイズが自由かつ簡単にできる
  • 色や形、ライティングなど見た目・デザインが好き

自作キーボードや分割キーボードも視野にいれていたのですが、やはり筆者は75%レイアウトのノブ付きのキーボードが好きなので、この「Keychron V1」を買って本当によかったなと感じています。

自分で実際に使用しているタイピング音は以下の動画でちょっとだけ紹介してます↓

それぞれの色の軸のタイピング時の音がよく分かる動画は公式から出ているので気になった方はチェックしてみてください↓

キースイッチやキートップ、キーマップをいろいろカスタマイズして遊びたいとか、ノブ付きのちゃんとしたキーボードが欲しい、テンキーはいらない、見た目が気に入った、という方にはぜひ試してほしいキーボードです!

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この記事を書いた人

INGSTEのライターとして記事の企画・執筆・校正・SEOを手掛ける傍ら、個人でもライター・ブロガー・Webサイト運営者として精力的に活動。ジャンルを問わない幅広いネタを扱うが、特にサブカル・ポップカルチャーに精通。趣味はVtuberとフロムゲー。SNSの運用が苦手な引きこもり。

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