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PC版Chromeに搭載されているGoogleレンズ。実はめちゃくちゃ有能です

Googleレンズは、もともとはスマホのGoogleアプリやGoogleフォトアプリに実装されていた画像認識検索ツール。

画像認識技術を活用してカメラの被写体や既存の画像から、植物の種類を特定したり、外国後を翻訳したり、商品情報を検索したりといった様々な情報を取得する機能です。

出典:Google

2024年8月のデスクトップ版Google Chromeのアップデート(128.0.6613.114)で正式実装されPCでも様々な便利な機能が使用可能になりました。

公式サイト

スマホの機能というイメージが強いGoogleレンズですが、PCでメインのブラウザとしてChromeを使用しているユーザーなら「使っていないのはもったない!」言える機能がたくさんありますので、そのうちいくつかをピックアップして皆さんにご紹介したいと思います。

目次

めちゃくちゃ便利なデスクトップ版ChromeのGoogleレンズ機能3つ

1.爆速で画像検索

画像検索といえば一度画像をローカルに保存してブラウザ上で検索サイトにアップロードして検索するか、画像のURLをコピーして検索サイトに貼り付けて検索というやり方が一般的な方法。

Googleレンズなら今表示しているページから移動せず爆速で画像検索が可能です。

やり方は

  1. Googleレンズを起動
  2. 画像をクリック

たったのこれだけ。

STEP
Googleレンズを起動

調べたい画像のあるページ内の何もないところを右クリック、「Googleレンズで検索」を選択してGoogleレンズを起動したら

STEP
画像をクリック

目的の画像をクリックすると、その瞬間に右側のサイドパネルで検索結果が表示されます。

画像内の背景と対象物を自動で認識するのでいろんな物が映っているごちゃごちゃした画像でも調べたい物をピンポイントに検索出来ます。

または

  1. 画像上で右クリック
  2. 「Googleレンズで検索」を選択

でも同様の結果になります。

手間も時間もほぼ掛からず、今表示しているページ内で完結するのでめちゃくちゃ使える。

2.画像からテキストを抽出

要するにOCR(光学文字認識)です。

Googleレンズを起動するだけでOCRのWEBサービスやアプリ、画像見ながらの手打ち…なんてすることなく画像内の文字をテキスト化。

  1. Googleレンズを起動
  2. 画像内のテキストを選択

という簡単な方法で使用出来ます。

STEP
Googleレンズを起動

先程と同じく、目的の画像のあるページ内の何もないところで右クリック。Googleレンズを起動します。

STEP
画像内のテキストを選択

画像内の文字にカーソルを合わせるとテキストとして抽出されます。同時に右サイドパネルに自動で検索結果も出してくれる親切設計。

選択したテキストはコピーしたりそのまま翻訳も出来るので、覚えておけば使用する場面は結構多そう。

OCRの機能がこんなに爆速で使えるなんて。PC版Googleレンズの一番便利な機能だと筆者は感じています。

3.囲った部分を画像としてコピー

Googleレンズはページ内で囲った部分をまるごと画像としてコピー出来ます。

  1. Googleレンズを起動
  2. ページ内の好きな範囲をドラッグで選択

「画像としてコピー」をクリックすると選択範囲の表示内容がクリップボードに保存されます。

コピー後は『プリント』でも『プレビュー』でも『Canva』でも『Photoshop』でも好きな画像編集ソフトに貼り付けることで活用が可能。

結果的にはスクリーンショットと同じ意味になるので、OS固有のスクショ機能やもっと高機能なスクショアプリなどを使用している場合は意味が無さそうに感じますが、範囲を選択した時点で範囲内の情報にたいしての複合的な検索をかけて結果を表示してくれるのでそのメモ的な役割かな?と思います。

4.囲った部分を翻訳

翻訳もGoogleレンズなら一瞬で出来ます。

  1. Googleレンズを起動
  2. ページ内の好きなテキスト部分をドラッグで選択

Chromeには最初から「ページ翻訳ツール」が搭載されていますが、ワンクリックでツールを起動できるボタンをアドレスバー横に常駐させるためには設定メニューからの操作が必要だったので、右クリックからGoogleレンズを起動するだけで翻訳が出来るようになり大幅に楽になりました。

通常では選択できない画像や動画上の文字も翻訳出来る

「ページ翻訳ツール」との違いはそれだけではなく、先程ご紹介しているようにOCRの画像認識技術で画像や動画として表示されてるテキスト部分も選択出来てしまう点。

「ページ翻訳ツール」でページを丸ごと翻訳できても画像や動画は翻訳されなかったので、これもGoogleレンズの強みと言えます。

5.囲った部分をまとめて検索

先程も少し説明しましたが、Googleレンズはページ内のドラッグで囲った範囲の情報を複合的に検索してくれます。

  1. Googleレンズを起動
  2. ページ内の好きな範囲をドラッグで選択

上の画像のように、選択した範囲に同一シリーズの製品の型番が含まれていると判断した場合は、自動的にその比較を検索結果として表示してくれています。

囲った範囲にどんな情報が含まれていても何らかの検索が自動的に行われるので、うまく使えばかなり便利に使えるし、適当に囲って何がでるかな?みたいな遊びにも。

デスクトップ版ChromeでGoogleレンズを有効にする方法

Googleレンズの起動は表示中のページの何もないところで右クリックから行えますが、もし右クリックメニューに「Googleレンズで検索」が表示されていない場合、古いバージョンのChromeを使用している可能性があります。(正式実装が2024年8月なのでほぼ無いケースだと思いますが)

右上の「⋮」マーク→ヘルプ→Google Chromeについてのページで使用中のChromeのバージョンを確認、更新も出来ます。

デスクトップ版ChromeでGoogleレンズを起動する方法を改めてご紹介します。

ページ内の何もないところで右クリックで起動

表示中のページ内の何もないところで右クリック→Googleレンズで検索。

Chromeメニュー(右上の「⋮」マーク)からの起動

右上の「⋮」マークをクリック→Googleレンズで検索。

アドレスバークリックで起動

アドレスバーをクリック→「Googleレンズ」をクリック。

一度表示したら右側サイドパネル上部のアイコンをクリックすればツールバーにGoogleレンズの起動ボタンを固定することも出来ます。

Chromeで表示中のページならとにかく何でも調べることが出来るGoogleレンズは、簡単に使えて、かつブラウジングがめちゃくちゃ便利になる機能です。

PCのWebブラウザとしてGoogle Chromeをメインで使っていて、まだGooleレンズを使ったがこと無いという方はぜひ試してみて。

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この記事を書いた人

INGSTEのライターとして記事の企画・執筆・校正・SEOを手掛ける傍ら、個人でもライター・ブロガー・Webサイト運営者として精力的に活動。ジャンルを問わない幅広いネタを扱うが、特にサブカル・ポップカルチャーに精通。趣味はVtuberとフロムゲー。SNSの運用が苦手な引きこもり。

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