こんにちは、冬桜です。
今回はCLIP STUDIO PAINT(通称クリスタ)の混色モードについて説明しようと思います。
自分が書くのクリスタの記事ばかりだけど広げたいから仕方がないね!
説明用にPC版使ってるけど、iPadでも同じだよ~
きっかけ
そもそも記事にしようとしたきっかけ。
今年の頭にこの動画が一部の絵描きを騒がせました。
比較に使われたソフトにPhotoshop、CLIPSTUDIOPAINTがあります。
確かにクリスタで色は濁りますが、これは混色モードが【通常】であり、【知覚的】では色の混ざりはアナログに近くなったので、それを知らないで誤解をされたままなのもったいない!
そう思ったためです。
すぐに記事を書けたら良かったんですけど~っ!仕方ないね!
混色モードとは
そもそも混色モードの違いとは何ぞ?と思われるかもしれません。
クリスタは【デジタル画材】というパソコン等のデジタルのデータ上で色の計算をしています。
アナログの画材、絵具やインク等は顔料や染料といった物で出来ていて、光の吸収と反射で色が見えているのですが
デジタルは計算上で出た数値を色として表すので、混色で鮮やかさが消えたり、グレーになったりします。
そこは本題ではないので割愛させていただきます。
気になる人は調べてみてね。
で、クリスタの混色モードが追加されたのは2023/03から提供されたバージョン2からです。
割と最近の事なので、知らない方も多いようです。
バージョン1だと使えない機能なので、そこだけ注意かも。


このように、【通常】と【知覚的】で色の混ざりが違うのが伝わると思います。
黄色と青は絵具で混ぜたように緑になりますし、朱色と青は茶色になりましたね。
絵具に詳しくない方に説明すると、「朱色」は「赤と黄色」が混ざった色で、「茶色」は「赤と黄色と青」を混ぜて出来る色です。
朱色と青で紫になるのはデータ上だと黄色の数値が無視されたのかな……?
公式で細かく混色の説明を上げてるページがあるので、詳しく知りたい方はこちらも一緒にどうぞ~!
CLIP STUDIO TIPS 新しい混色を体験してみよう -Ver.2.0- "CLIP STUDIO PAINTの新機能 #15" by ClipStudioOfficial - お絵か... CLIP STUDIO PAINT Ver.2.0.0に新しい混色方式が追加されました。 新しい混色方式では、色の組み合わせによっても変わりますが、おおむね従来の混色よりも色がくすみにく...
こんな感じで今のクリスタはデジタル独特の色の混ざりと、アナログに近い混ざりどちらも選べる訳です。
アナログの混ざり方が絶対!ではないですし、その時その時で選べるのもデジタルだからこその強みなので
己に合った混ざり方を選べると良いよね!
どっちもブラシを用意しておくのが楽しいと思います。
この混色方を使ったアナログ再現ブラシもあるので、アナログからデジタルに移行した人は知覚的の方が違和感ないかもしれないです。
最初からデジタルで描いてる、通常の混色に慣れているって人もいますし、どちらも選べるのは良いと思うのです。
強制で変わるんじゃなく、自分で選べるって最高だよね……!
バージョン4で追加された「パペット」機能も楽しいのでクリスタは良いぞ!
クリスタはここがいいぞ!がいっぱいで楽しいね~
そんな感じで【混色モード】の違いでした!
※本ページは「NPO法人さいたまユースサポートネット」の就労支援「はたチカ応援プログラム」の活動で執筆しています。


コメント