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サーチコンソールの掲載順位と実際の検索結果が違う理由

サーチコンソールの掲載順位と実際の検索結果が違う理由

Google Search Consoleの「検索結果のパフォーマンス」のページには「平均掲載順位」という項目があります。

日頃からSEOを意識した記事を書いていると、どうしても気になる項目なんですが、ここに表示される掲載順位と実際に自分で検索してみた結果が異なるという現象があることに最近気が付きました。

「あくまで参考情報だから多少はそういうこともあるよな…」と思いつつも、少し掘り下げて理由を調べてみましたのでここにまとめてみたいと思います。

目次

理由1.パーソナライズされた掲載順位だから

そもそもサーチコンソールの平均掲載順位は、Googleの検索結果のデータベースを表示しているものではありません。

平均掲載順位はキーワード別に表示されていますが、あくまでも個々のユーザーがそのキーワードで検索した時に表示された掲載順位の平均です。

出典:Search Console ヘルプ

そして、Googleの検索結果はみんなが同じ結果にはなりません。さきほど「個々のユーザーが」と書いたのはそのためです。

「パーソナライズド検索」といって、具体的には

  1. 位置情報の違い
  2. デバイスの違い
  3. ユーザーの検索履歴

などの検索環境の違いによって個別に最適化されています。

①位置情報の違い

パーソナライズの影響を受けないようにするため、自分のサイトの順位確認の際にはブラウザの「シークレットモード」での検索が推奨されています。

プライベート ブラウジング – Google Chrome ヘルプ

ただ、プライベートモードであっても、位置情報を「拒否」にしない限り位置情報の影響を受けた検索結果になります。

位置情報によって検索結果が変わるという現象はみなさんも経験されたことがあるはず。例えば「ラーメン屋」という同じキーワードでも位置情報が参照されていればそれぞれ結果は変わりますよね。

②デバイスの違い

GoogleはPCとスマートフォンなど、デバイスによって表示される掲載順位を変えていることを明かしています。

English Google SEO office-hours from June 11, 2021 – YouTube(49:10)

(↑動画が開きます)

Search Consoleでデバイスごとの検索結果のパフォーマンスを知りたい場合は、画面上部の「+ 新規」ボタンを押して「デバイス」を選択。モバイルやタブレットなどデバイスごとのフィルタを追加できます。

「デバイス:モバイル」のフィルタを追加した状態

このような設定があること自体がデバイスによる検索結果の差異があることを示しているとも言えますよね。

③ユーザーの検索履歴

検索履歴といっても検索キーワードだけの話ではなく、リピーターかどうか、という点によっても結果が変わります。

何度かそのサイトを訪問しているリピーターの場合、そのサイトが上位で表示されやすくなったりします。

「なんかうちのサイト上位表示のキーワード多くない?」と思うことが多いのは、シークレットモードで検索せずリピーター判定されているからかも知れません。

理由2.検索結果が強調スニペットやリッチリザルトで表示されている

Search Console の指標に影響を及ぼす要素として、通常のテキスト検索結果だけでなく、強調スニペットやリッチリザルト、ナレッジパネルなども対象となっています。

実順位とsearch consoleの順位の差異について – search console ヘルプ

耳馴染みのない名称ばかりだと思いますが、ざっくりいうとGoogleの検索結果の画面で、リンクをクリックしなくても知りたかった内容が解答として表示されている部分です。

テキスト検索結果

最も基本的な、検索結果に対するテキスト形式のリンクです。運営者が設定したファビコンやサイト名、URLやパンくずリストも一緒に表示されます。

強調スニペット

検索に対する解答として、テキスト検索結果の上に表示される文章を強調スニペットと言います。

AIで自動作成される文章のスペースが出来た分、表示位置が一段下に下がりましたが、重要と思われる部分が自動的にマーカーで色付けされるようになり分かりやすくなっています。

リッチリザルト

リッチリザルトは通常の検索結果より多くの情報が表示された状態のことです。上の画像の場合は関連する質問が4つ表示されていますが、クリックして展開するとそれぞれ異なるサイトが解答先として表示されます。

この表示形式はリッチスニペットと言い、他にも画像が表示されるリッチカードや、複数サイトの求人情報がまとめて表示されるエンリッチ検索などもあります。

自サイトのページがリッチリザルト表示に対応しているかどうか、構造化データをテスト出来るGoogleのツールもあります。

リッチリザルトテスト – Google

ナレッジパネル

ナレッジパネルはPCの場合は画面上部の右側に表示される、情報が要約されたボックスのことです。とても目立つのでここに自サイトが表示されるようなことがあれば、アクセス数の大幅な増加が見込めます。

画像検索結果

テキストベースの検索でも検索キーワードによっては画像が表示される可能性が高くなります。


以上のような、通常のテキスト検索結果以外の要素として検索結果ページに表示されている状態がSearch Consoleの掲載順位の指標に影響を及ぼすとされています。

理由3.リライトや記事公開、アルゴリズムの変動直後

リライトや公開したばかりの記事、それに新規ドメインのサイトは、しばらくの間は検索順位が安定せず、不意に上位表示されるケースがあります。

最近はあまり聞かない言葉かも知れませんが「Googleハネムーン」と言ったりします。

これは一時的に上位表示することで流入数を上げユーザーの動きを確認するためのものだと言われています。

この状態で順位チェックやアクセス解析を行った場合、予測が難しい結果になると考えられます。

また検索エンジンのアルゴリズムアップデートの直後などは検索順位も大きく変動するため、キーワードによってはデータ計測に影響を及ぼします。

まとめ

サーチコンソールの掲載順位と自分で行った検索結果が異なる理由として

  1. パーソナライズド検索の影響
  2. テキスト検索結果以外で表示されている可能性
  3. 記事公開やリライト、アルゴリズムの変動直後

という内容をご紹介しました。

検索エンジンの仕組みはブラックボックスと言われ、Googleにとっても他の検索サービスにとっても検索エンジンはいわば商売道具なので、そのアルゴリズムを全て包み隠さず公開するようなことはされていません。

また、アクセス解析は定性的な(数値化しにくい)データが分析しにくいという特徴があります。完全に分からないというわけではありませんが、アクセス解析はあくまでも定量的な(数値化された)効果測定が有効な分析手法であるということを覚えておくべきです。

サーチコンソールの掲載順位と実際の検索結果が違う理由

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この記事を書いた人

INGSTEのライターとして記事の企画・執筆・校正・SEOを手掛ける傍ら、個人でもライター・ブロガー・Webサイト運営者として精力的に活動。ジャンルを問わない幅広いネタを扱うが、特にサブカル・ポップカルチャーに精通。趣味はVtuberとフロムゲー。SNSの運用が苦手な引きこもり。

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