旅行先や実家に帰省した時など、Nintendo Switchを普段使用している環境以外のテレビやモニターに映して遊びたいと思ったことないですか?
僕は何度もあります。
セットをまるごと持ち運べばいいんですが、いちいちドックとACアダプターをいつものTVやモニターから外すのも面倒くさいし、帰ってきてまたセッティングしなすのもめちゃくちゃ面倒くさいですよね。だからといって、高価な純正ドックをもう1台買うほどじゃないし…。
となっている時に発見したのが、こちらのHDMIコンバーターです。安定のAliExpress。
- 純正ドック不要
- 安い
- 設置や接続が簡単
という、まさに求めていたガジェットです。
全く同じでは無いですが、こういう同じ機能のものならAmazonや楽天にも売っていて、しかもそこそこ人気がある様子↓
この製品の特徴
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- ドックなしでプレイ可能、簡単接続
- コンパクトで純正ドックより放熱に優れている
- 複数のテレビやモニターで切り替えやすい
- 純正やライセンス商品ではないので不安
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一見メリットばかりと思えますが、そもそもちゃんと映るのかどうかがよく分からないという状態で購入したので、不安な方はやはり純正のドックをもう1台購入することをおすすめします。
今回は安くて手間がかからないほうが良かったので、多少怪しくても1000円くらいで買えるこのコンバーターを購入しました。玉砕覚悟。
「任天堂ライセンス商品」ではないので注意
この製品にはNintendo Switchっぽいロゴがおもいっきり入っています。
ただ、任天堂に認められたライセンス商品ではありません。任天堂ライセンス商品にはパッケージに「ライセンス商品マーク」が入っているので、購入する時の商品ページでよく分からなくても、パッケージを見ればそうじゃないと分かります。今回はパッケージが箱ですらない透明のボロボロの袋でした。アリエクあるある。
商標の不正使用は普通に違法なので、この製品も完璧なNintendo Switchのロゴだったら完全にアウトです。形状が違うのでギリセーフと思っていいんでしょうか。
任天堂は一時期、Amazonに対して互換品のコントローラーを知的財産権侵害で申し立てまくる、ということをしていて「知的財産部」が厳しいことで有名なので、こういった商品も問題視される場合があるかも…。慎重に取り扱いましょう。
任天堂ライセンス商品で有名なのは株式会社ホリのホリパッド。
接続方法
接続方法を説明します。
順番が前後しますが、まず④USB Type-CをSwitchに接続します。試していないので不明ですが、入力側にUSB Type-C端子があるなら、例えばノートPCとかiPhone15とかをTVに映すことも出来るのかも?
①は電源。純正のドックもそうですが、SwitchのTVモードは常に充電可能状態じゃないとプレイ出来ません。充電可能状態というのはあくまでも充電ケーブルが刺さっている状態のことで、過充電でバッテリーの劣化を防ぐために満タンになったら充電自体は自動的に止まります。
説明書が付属しておらず、商品ページにも記載が無いので不明ですが、端子の差込口に「PD」の表記があったので「USB PD(Power Delivery)」に対応していると思われます。Nintendo Switch純正のアダプターでもいいですがTV裏の配線をいじるのはめんどくさいので、今回は目の前にあったIQOS 3のアダプター(PD非対応)をためしに使用してみたら普通に使えました。
②はHDMI。今回はPCモニターに接続しました。
③はUSB Type-AでSwitchのプロコンを接続しています。純正ドックと同じく、対応しているものならUSBキーボードとかマウスも接続出来るようです。
半信半疑だったんですが、ちゃんと映りました。
接続方法はとてもシンプルで、ドックにつなげる方法と違いはありません。
Switchとコンバーターをつなぎ、HDMIケーブルで出力、USBを使って電源供給という感じです。
USB Type-Aポートには今回はプロコンを接続していますが、スプラトゥーンみたいなオンラインマルチプレイのゲームの場合は有線LAN接続したいので、USBで接続できる有線LANアダプターを繋げてもいいと思います。
感想
しばらく使用しましたが特に問題なく使えているので、悪くない製品だと思います。
純正のドックを使わなくてもTVやPCモニターの大きな画面に出力できるのはやはり便利です。
旅行先などではまだ試していないですが、自宅の室内でも、TVとPCのモニターを気軽に切り替えられるようになりました。基本はドックを設置しているTVで遊んで、PCのモニターに映して遊びたい時はこちらの製品に繋ぐ、という感じです。
ただこの手の製品は、中華や激安ということを差し引いても、製品の個体差によって「使えなかった」というパターンも多くあるので、手放しで全員におすすめ出来るかと言われると答えはNOになります。前述したようにライセンス商品じゃないですしね。
怪しいガジェットとしてダメ元で割り切って購入出来る方ならアリです。
安心して使いたいという方は、やはり純正ドックが割高でもおすすめ。
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