コスパの高いマイクやオーディオミキサーなどのゲーマー向けデバイスで密かに人気が広がっている「FIFINE」様より提供して頂きましたゲーミングスピーカー『AmplieGame A20』をレビューしたいと思います。
コンパクトながらパワーを感じる音質と鮮やかに光るRGBライティング、1万円を切るコスパの良さで、買って損は無いスピーカーだと感じました!詳しくご紹介していきます。
FIFINE『AmplieGame A20』の概要
ブランド | FIFINE |
商品名 | AmplieGame A20 |
価格 | ¥7,989 税込(※2024年6月) |
ドライバー | 55mm |
構成 | フルレンジ(スピーカーユニット各1) |
アンプ | 内蔵(アクティブスピーカー) |
入力 | 3.5mmミニプラグ |
電源 | USB-A |
スピーカー間ケーブル | 1.5m(取り外し不可) |
電源/入力ケーブル | 1.8m(取り外し不可) |
サイズ | 9.5 × 8.5 × 12.5cm |
重量 | 1.13kg |
最大出力4.0Wの2.0chステレオスピーカーです。
いわゆるPCスピーカーですが、100均など激安で販売されているUSBスピーカーと違い、3.5mmジャックから音声を、USBで電源を供給する「プラグインスピーカー」に分類されます。
ゲーミングスピーカーということで、デスク上での使用が前提でBluetooth接続やバッテリー駆動は不可となっています。
特徴的な5角形の形状とカスタマイズ可能な7色13種類のRGBイルミネーション機能を備えたコンパクトなスピーカーで、公式サイトの他、Amazon.co.jpでも販売されています。
FIFINE『AmplieGame A20』の特徴
パワフルなステレオサウンド
φ55mmの丸型フルレンジドライバを使用することで、クリアな高音域、微細な中音域、そしてパワフルな低音が力強く表現されています。とにかく迫力があるHi-Fi音質なので、ゲームだけでなく、音楽視聴や映画、動画視聴なども楽しむことができます。
コンパクトなスピーカーですが、2つのバスブーストポートが内蔵されていて中低音域を共鳴させることで、サイズを超えた力強い中低音を実現しています。
鮮やかなRGBライティング
合計13種類のRGBイルミネーションパターンを搭載。スピーカー上部のマークを軽くタップすることで好きな色やパターンに自由に切り替えることが可能で、デスクの雰囲気に合わせてカスタマイズが可能です。
簡単接続と快適な操作性
汎用性の高い3.5mmミニプラグ接続なので、パソコンだけでなく、多くのデバイスで使用できますし、有線接続なので電波干渉による遅延や音の途切れの心配もありません。
USB電源を利用する「バスパワー駆動」でパソコンのUSBポートに接続するだけで簡単に使用できます。
スピーカー本体にオン/オフスイッチと音量の調整ボタンがあるので操作も簡単です。
FIFINE『AmplieGame A20』の外観
パッケージはロゴやイラストが入っていて好印象(ボコボコですが…)。
スピーカー本体と説明書のみのシンプルな内容物。
説明書に関しては「付いていない」という口コミもあれば「日本語表記で分かりやすかった」という口コミもあるようです。
筆者の場合は入っていたけど、どういうわけか英語表記。時期とかロットの違いなのかな。
各スピーカーの中央にRGBライティングのバーが搭載され、その下に電源や音量ボタン。
右スピーカーのサランネットには「fifine」のロゴプリントと、上部にはライティング調整のタッチパネルがあります。
横幅8.5cm、高さ12.5cmのコンパクトなスピーカーです。
横置き。
後述しますが、縦置きと横置きで音の印象がだいぶ変わります。
電源ボタン
音量ボタン
左スピーカーには電源ボタン。オン/オフ切り替えは長押しで行います。短押しでミュートにも対応。
右スピーカーには音量ボタンが搭載されていますが、これは片手でも操作しやすいダイヤル式のほうが良かったというのが正直なところ。
どちらのボタンもシリコン製でホコリが付きやすいですし、経年による加水分解のベタつきが出てきそうなのがちょっと気になる。
ライティングのコントロールボタン。クリック感のあるボタンでは無く、軽く触る程度で反応してくれます。
長押しで消灯も出来るので不要な場合は消してしまうのもあり。
背面からはL/Rのケーブルと電源/接続用のケーブルが出ているのみです。
電源/接続用のケーブルは右スピーカーに付いていて、左右どちらのケーブルも取り外しはできません。
左右間のケーブルの長さは1.5m。モニター左右の端と端に設置するのが一般的だと思うので、長さが足りない!ということは無さそう。
電源/接続用のケーブルの長さは1.8m。
電源用のUSB-Aケーブルと入力用の3.5mmミニプラグケーブルの二股構造で、かなり根本からくっついていたので少しだけ裂いて使用しました。
イヤホンジャックがあればどんなデバイスにも使用出来るのでモバイルバッテリーで電源を取ってNintendo Switchに繋いでみたりも出来ます。これは便利。
FIFINE『AmplieGame A20』の音を聴いた感想
肝心の音に関して。
ゲームはもちろん、動画や音楽などいろいろと聴いてみました。
感想としては「低音が強めのゲーミングスピーカーらしい音」という第一印象でした。
↑いわゆる空気録音で、当然編集などもしていません。
高音域と低音域が強調されたチューニングをよく「ドンシャリ」と言いますが、このスピーカーに関しては「シャリ」の無い、ただひたすらに「ドン」っていう感じの音。
とにかくパワフルなので、例えばFPSゲームの銃撃音とか爆発音、敵のドサッドサッみたいな足音なんかは強調されてひたすらに迫力を感じます。
- パワフルさ
- 音の解像度
- 音のまとまり
低音が強い反面、中音域、高音域が埋もれがちなので音楽鑑賞にはあまり向いていないと思います。ゲーミングスピーカーなので当然のチューニングでしょうか。
縦置きと横置きで感じる音質の違い
実は、ここまでの感想は横置きにして聴いていた時に感じていたもので、縦置きにしてみたらかなり印象が変わりました。
縦置きにして音を聴いてみると左右への音の広がりをすごく感じるようになります。
これはおそらく5角形の形状のせい。
横置きでは上下方向(というか上だけ)に音が向かうのに対して、縦置きでは左右に音が放出されるので低音域だけでなく高音域も中音域もクリアに聴き取れるようになります。これなら音楽鑑賞もイケる。
しかもこのスピーカー、スタンドなどを使用しなくても最初から上方向に6度傾斜が付けられたデザインになっているので、デスク上で耳が音をキャッチしやすいデザインになっています。
スピーカースタンドを別途購入する必要が無いのは嬉しいし、没入感を高めるためのちょっとしたアイデアだと思いますが結構凄いと思う。
というわけで、低音強めの迫力のある音が聴きたいなら横置き、まとまりのあるバランスの良い音質で聴きたいなら縦置きという風に使い分けると、このスピーカーの魅力を最大限引き出せるのでは?と思いました。
FIFINE『AmplieGame A20』のレビューまとめ
FIFINEのゲーミングスピーカー『AmplieGame A20』は、コンパクトながらパワフルで迫力のある音質と、鮮やかなRGBライティングでいかにもゲーミングデバイスらしさを感じるスピーカーでした。
詳しくご紹介してないものを含めたメリット・デメリットをまとめると以下のようになります↓
メリット | デメリット |
---|---|
低音強めのパワフルなサウンド 鮮やかなライティング 傾きが付いているのでスタンドが要らない 横置きでモニター下にスッと入る | 接続中の電源オンオフでポップノイズがある Bass・Trebleのトーンコントロール不可 イヤホンジャックがほしかった 音量調整はダイヤル式じゃないと使いづらい |
ペラペラのチープさを感じるようなスピーカーでは絶対に無いので、モニターの内蔵スピーカーで音を聴いている人、5000円以下ぐらいのスピーカーからステップアップを考えている人にはめちゃくちゃおすすめ出来るスピーカーだと思います。
まったくの偶然ですが、筆者はもともと、同じくFIFINE製で人気のあるコンデンサーマイク『AT6』を使用していたので、ライティングのパターンが似た雰囲気のものになって、デスク上がグッと引き締まったような統一感のある雰囲気になったのも嬉しいポイントでした。
FIFINE『AmplieGame A20』おすすめです!
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