AliExpressなどで販売されている「Inpods little FUN」というワイヤレススピーカーを入手しましたのでレビューしていきたいと思います!
価格は今現在で840円(見るたびに変わっているような?120円で買ったという口コミもある…)ですが、だいたい1000円もしない激安で販売されている、いわゆる”怪しい激安ガジェット”です。
「Inpods little FUN」はそんな”怪しい激安ガジェット”の例に漏れず、日本の総務省が定める「技適マーク」の無い製品となっています。
なので、「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」の申請をして使用しています。
技適特例についてはこちらの記事でもまとめているのでガジェット好きの方はぜひチェックしてください
「Inpods little FUN」の詳細
製品名 | Inpods little FUN TWS |
タイプ | Bluetooth5.0スピーカー |
充電時間 | 2時間 |
再生時間 | 3~4時間 |
バッテリー容量 | 400mAh |
素材 | ABS樹脂 |
大きさは高さ、幅ともに5cmぐらい。
カラーは販売ページでは8色展開と多めで、金色が含まれてるのがいかにも中華ガジェットらしい。
ABS樹脂製でサラサラとした良い手触りです。
側面に何のギミックも用意されていないシンプルな見た目。
ただ、開封時から本体の至るところに緑色のカビのようなものが付着していたのでよく拭いて使用しました…。
小さいのでストラップを付けて手首にかけたりバッグにぶら下げたりも出来そう。
押すと凹むタイプの電源ボタンとMicro USB Type-Bの充電口。
電源ボタンは長押しすることでオンオフを切り替えられます。可能な動作はそれだけ。
オンオフ時には大音量で「power on」「power off」の音声と、接続・切断時にもそれぞれ「Connected」と「Disconnected」も言います。
汚れは気になるものの意外とまともなパッケージでした。説明書は英語。説明書を見るとカラーはもっとありそうですね。
TWSとは
製品名に含まれている「TWS」とは「True Wireless Stereo」の略で、完全ワイヤレス接続をするイヤホンやスピーカーを指す総称です。
AirPodsの登場後によく言われるようになった言葉で、左右のイヤホンがケーブルで繋がっていない完全ワイヤレスイヤホンの製品説明やパッケージによく書かれている印象。
スピーカーの場合は、1台のデバイスと2台のスピーカーを無線接続して、デバイスの音楽を2台のスピーカーから同時再生することができるものを指すときに言われます。
完全ワイヤレス接続には伝送方式によって「TWS」の他に「TWS Plus」「MiGLO」「左右同時伝送方式」などもあります。
- TWS →片方に伝送したデータをもう片方へ伝送する標準仕様
- TWS Plus →データを発信する時点で左右で振り分けて伝送を行うことで安定性が向上した方式
- MiGLO →Bluetoothを使用しない、元は補聴器向けの技術。消費電力、遅延などの点でTWSより優れる
- 左右同時伝送方式 →SONY等が採用する新技術。送信と受信それぞれに対応チップを必要とせず、イヤホン側だけ対応していれば利用できるようにしたもの
「Inpods little FUN」の音を聴いてみた感想
肝心の音についてですが、音質的には、スマホと同程度。このサイズと価格なので、シャカシャカ感は否めません。
ただ音量をぎりぎりまで上げて大音量で聞くと、このサイズのスピーカーとは思えない、スマホを圧倒するぐらいには音圧を感じたので「意外とちゃんと聴けるな」という感想です。
パッケージの「Small Body Big Voice」の記載も嘘じゃなかった。
とにかく小さくてどこに置いても邪魔にならないのはメリットで、キッチンで料理や洗い物をしているとき、スマホから直で音楽を流すことも多かったんですが、これを横に置いてちょっと大きめの音で流すっていう使い方や、ジップロック的な袋に入れてお風呂に持ち込む使い方をしても良いかもしれません。防水性能なんてないので壊れるのは恐いですけど、安いしね。
→AliExpressの販売ページはこちら
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