音楽を聞く時に、言葉の意味は
基本的に要らないと思っている
そこには音があるだけだ。
リズムがあり、メロディがあり
ただただ流れているものが気持ちが良いか?
踊りたくなるか?だけだ
歌詞は意味よりもまずは音として考える
ただ後からその言葉を知った時に
こんなことが歌われているのか?を知るのも好きだ
とりわけそれが英語の歌詞だと尚更だ。
1回目の連載でJEWELについて触れたけど
1stアルバムに入っているこの曲のタイトルや歌詞は
こんな風だ
You were meant for me
And I was meant for you
直訳すれば貴方は私にとって意味があった
私も貴方にとって意味があった
これを過去形と捉えるにではなく
過去分詞と捉えると赤い糸伝説に変わる
貴方は私にとって運命だった
私にとっても運命だった
あと友達のサンドラから大好きな曲の意味を
こんな風に教えてもらった
My kingdom for a kiss upon her shoulder
君を抱きしめて一回のキスを出来るなら僕の世界を差し出そう
It’s never over, all my riches for her smiles
君の笑顔の為なら、僕の全ての富を差し出そう
とても詩的でロマンティックな表現と思った
決して帰ってくる事は無い君をこんな風に思っている事を
全てを説明するのでは無く、詩的に少ない言葉で表していて
その当時すごく感銘を受けた。
今だに I miss youを日本語にうまく訳せないのと同じ様に
言葉の持つ意味や、行間、表現が音楽として後から気付いた時
また別のものに聞こえるのである。
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