筆者は本格的な動画編集をほぼやったことのない初心者ですが、PearlMountain社のオンライン動画編集ソフトFlexClip(フレックスクリップ)を使ってショート動画を作ってみました。
この記事では筆者が実際に使ってみた感想とあわせて、以下のような方に向けて解説を行っていきたいと思います。
- 最近よく名前を聞くFlexClipって何なの?
- FlexClipのメリットやデメリットは?
- 初心者でも使える?料金は?
FlexClipの基本的な使い方についてはこちらの記事でも既に解説しているので、こちらもぜひ参考にしてください。
実際に作成したショート動画
今人気のパルワールドというゲームを任天堂のProコントローラーで操作している様子をご紹介した動画です。
初心者ということもあり、撮影から動画編集の完了まで全部で2、3時間程度かかっていると思いますが、編集は慣れてしまえばもっと短時間でも出来ると思います。
FlexClipには画面録画やPCのウェブカメラを使用した撮影機能なんかも付いているので、作成する動画の内容によっては撮影も簡単に出来ます。
使用して分かったFlexClipのメリットとデメリット
実際に使用して分かったFlexClipのメリットとデメリットは以下のようになっています。
FlexClipのメリット | FlexClipのデメリット |
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・ブラウザからアクセスするだけですぐに使える ・グラフィックボード非搭載のPCでもサクサク動く ・マニュアルが無くても操作方法が分かる ・テンプレートを選んで内容を入れ替えるだけで本格的な動画が出来る ・テンプレートや素材の種類が豊富 | ・無料版はFlexclipの透かしロゴが入る ・無料版での書き出しが720Pまで ・スマホやタブレットでは使用できない |
今回は有料のビジネスプランを使用させて頂いていますが、無料プランの使用感を確かめるため新たにアカウントを作成して使用してみました。
書き出しの際に最大720pの解像度しか選択できないことや、ロゴが入ることが気にならないと言えば嘘になりますが、動画編集自体の使用感は有料版と変わりません。
それ以上に、メリットとして挙げている、動画編集ソフトを立ち上げなくてもブラウザからアクセスするだけですぐに使える点や、テンプレートをタイムラインに配置して中身を入れ替えるだけでオシャレな動画が簡単に作れる点はありがたいと感じました。
FlexClipの料金
FlexClipの料金は以下のとおりです。
無料プラン、プラスプラン、ビジネスプランという段階に応じて機能が開放される仕組みになっています。
先程のデメリットの点でも述べているとおり、無料プランには
- FlexClipのロゴが挿入される
- 書き出しの解像度が720Pまで
- 書き出し可能な動画の長さが10分間まで
等の制限があります。
有料プランだと、真ん中のプラスプランの場合、月額$9.99(約1,400円)年間契約で$115.12(約17,000円)です。
これを高いか安いかと感じるのは人それぞれな部分もありますが、動画編集のためにハイスペックなPCを用意しようと思うと、どれだけ安くても10万円以上はすると思います。
それに比べると圧倒的に低価格でお洒落で本格的な動画制作が出来るので個人的には有料プランの導入も全然アリだと感じます。
オンライン動画編集ソフトFlexClipの公式サイトはこちら
Flexclipをおすすめする人
他の動画編集ソフトの使い方を難しく感じる人
動画編集ソフトには有料ならAdobe Premiere ProやFinalCut Pro、無料なら当サイトでもたびたび取り上げているDaVinci Resolveやスマホアプリでも人気のCapCutなどたくさんの種類が有ります。
それらをちょっと触ってみて、使い方がよく分からず断念したという方も多いのではないでしょうか?
FlexClipは初めて開いた直後から各ツールの使い方のチュートリアルがポップアップで逐一表示されるので、調べなくてもすぐに使い方が理解できますし、もっと簡単に動画を作りたいという方にはAIによる動画生成の機能も用意されています。
作りたい動画の内容をテキストで入力するか、Webページの内容を要約した動画を作りたいならURLを指定するだけでAIがすぐに動画を生成してくれます。
AI動画生成は無料版でも使用でき、数秒の操作で動画生成を始めることが出来て面白いです。ぜひ一度試してみてください。
オンライン動画編集ソフトFlexClipの公式サイトはこちら
PCのスペックに限界を感じている人
上でも述べているとおり、FlexClipはWebブラウザからアクセスするだけで使える動画編集ソフトです。
ソフトウェアをインストールする必要が無いので、PCのストレージを使用しませんし、PCのスペックに依存せず効率的に動画編集することが可能です(インターネット速度が遅い場合や、古いPCなどマシンスペックが極端に低い場合はブラウザ自体の動作が遅くなるので、その場合はきついかもしれませんが…。)
サービスやソフトウェアの導入時には推奨環境や必要スペックが気になる方も多いと思いますが、FlexClipの公式サイトでアナウンスされている内容としては対応ブラウザの情報のみです。
FlexClip はどのブラウザをサポートしていますか?
現在、FlexClip は Google Chrome、Firefox、Safari、Edge でのみ使用できます。 FlexClip のさらに強化されたバージョンが近日公開されます。
これは要するに対象のWebブラウザで開いてしまえばどんなPCでも使える(自信を持っている)ということを表していると言っていいでしょう。
まとめ
FlexClipはWebブラウザで動画編集ができるサービスで、直感的な操作で動画の制作が簡単に出来ます。
無料版では動画にロゴが入る等のデメリットもありますが、会員登録すればすぐに使えるので導入の敷居は限りなく低いです。
AI動画生成などさわっていて楽しい機能がたくさんありますし、豊富なテンプレートを使って初心者でもオシャレで本格的な動画が簡単に作れるのでぜひ一度試してほしいと思います。
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