何十年ぶりにjakckassの映画を見た
当時も観た後の感想は、素直に楽しめなかった
むしろちょっと嫌な気分になった
今回見ても同じ感想だった
いわゆるエログロナンセンスの映画で
最新作ではメンバーに女性が入ってたりしてるが
男社会の映画
何となく嫌に感じるのは、やらなければならないと言う
集団圧力を感じるからだ
これをやる事は他のやつより男らしいと舐められたら終わりという
世界を感じたからだ
その一方でこれプロレスでしょ⁈とも思う
バンプをいかに上手くとるか?つまり痛そうに見せながらも自分の安全を守る為のバンプ
視聴者を、世界をどれだけ熱狂させるか?
そこにはヒールが憎ければ憎いほど、より熱狂するといサイコロジーが発生する
そしてどちらもプロがやる一流のバンプにも関わらずプロも怪我をするし、子供だけじゃ無く大人も真似してしまい、怪我をする
そう
Don’t try this at home
この映画を見て嫌な感じになったのは、思う壺⁈とも思った。
ただ何となくボラットにあってjackassに無いのは
批判性だと思った。善良な人々が持つ潜在的な差別意識を
炙り出すという批判性の中にムチャクチャな世界を持ち込む
ブルーノの様な批判性無く誰これ責めるのでは無くね。
コンプライアンスがどんどん厳しくなる中で
昔好きだったものを、今の目線で見返すと
違和感を感じる事はよくある。
当時と今は違うと言うことをしっかり認識し
当時の世界を理解した上で楽しむ事が必要だ。
またこう言う映画や表現ができなくなる世界は望まないが
表現は時代によって変わるものとも思う。
こんなことをついつい感じながらまた映画を観るのです
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