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【レビュー】うるさい音が苦手な人間が“轟音(ごうおん)シアター”を体験してきた!

こんにちは!しおねるです🦈

最近なんだかバタバタしていて全然映画を見に行けていなかったのですが、先日ずっと楽しみにしていた『八犬伝』を見に行ってまいりました!!

『南総里見八犬伝』の“虚”の世界と、それを描く滝沢馬琴の“実”の世界が移り変わる本作品。

場面転換も自然で、江戸時代の空気感・八犬伝の世界観、どちらにもすごく惹き込まれて…気づいたら映画が終わっていました。もっとたくさん見たかった…!!!

役所広司さん演じる滝沢馬琴、内野聖陽さん演じる葛飾北斎をはじめとした豪華キャストなので、歴史がわからない方も見ているだけで「この人知ってる!」となって面白いのではないかと思います。

そして今回この『八犬伝』、“轟音シアター”で鑑賞してきました!!!

横浜タイヤさんがスポンサーらしく、タイヤが飾ってありました。ジワる。

実は、筆者はうるさい音がかなり苦手でして。

「轟音て…もう名前からして絶対うるさいじゃん…」と決めつけ、轟音シアターを若干敬遠していました。

ではなんで今回行ったのかというと、当初は通常のシアターで鑑賞予定だったのですが、あまりに滑り込みすぎてもう轟音シアターでしか上映しておらず…!(計画性がなさすぎますね!)

苦手が確定している轟音シアターと、『八犬伝』を映画館で見たい気持ちを天秤にかけたとき、後者が勝利。

まあ気になってはいたし、これは良い機会かもしれん!と開き直り、鑑賞に至ったというわけです。

ということで、今回はこの“轟音シアター”についてレビューしていきたいと思います!

目次

轟音(ごうおん)シアターとは?

「音の体感・迫力あるサウンド」を意識したシアターです。スピーカーユニットを向かい合わせで駆動させることで通常の1.5倍~2倍のパワーを発揮するアイソバリック方式を採用したサブウーハーを導入します。
これまでに体感したことのない、身体を震わせる【轟音】の音圧と【静寂】のコントラストを、ぜひお楽しみください!

引用:「轟音」TOHOシネマズ(https://www.tohotheater.jp/service/goon/

要するに、スクリーン下に設置されている特別なスピーカーで空気が震えるほどの美しい大音量で映画を楽しめる、ということですね。

サブウーハーというのは低音を出すのに特化したスピーカーの名前なんだそうで、音が混ざり合ったり、ノイズや不協和音が発生することのない、“美しく震える音”が楽しめるようです。

ぱっと見「なんだこの形は…?」と思ったのですが、調べてみるとアイソバリック方式のサブウーハーというのはスピーカーユニットが向かい合わせになっているのだそうです。(イラスト参照)

だから普通のスピーカーでは見えないお椀型の部分が見えているんですね!

轟音 || TOHOシネマズ
引用:「轟音」TOHOシネマズ(https://www.tohotheater.jp/service/goon/

そしてなんとこのスピーカー、LOVE PSYCHEDELICOのNAOKIさんが音量調整を監修しているのだそう!!!!!

この情報、筆者は今調べるまでまったく知りませんでした。もっと早く知りたかった…!(LOVE PSYCHEDELICO、大好きです)

ということで、音楽が好きな方にもぜひ一度体感して欲しいです!

鑑賞した感想

まず、怯えていた音の大きさについてですが・・・。

全っっっっっっっっ然うるさくない!!!!!

え?これ轟音なんだよね?と終わってからチケットを確認するほど、うるさくなかったです。

音は確かに大きいのですが、耳を塞ぎたくなる感じではまったくなく…!

耳にスッと入ってくるというか、まさに美しく震える音、という感じでした。

なんなら個人的には通常のシアターの大きい音の方がびっくりする気がします。

『八犬伝』では“虚”の世界である南総里見八犬伝のシーンで効果を感じることが多かったのですが、特に戦闘シーンはVFX技術も相まって迫力がより増していたように感じました。

悪者に凄まれるシーンとか、耳元で言われているようでめちゃくちゃ怖かった…。作り物なのわかってるのに…。

主役のスピーカーは正直「え?これ?」というくらいのサイズ感なのですが、それだけであの音響になるのが信じられませんでした。

うるさいのが苦手な方にもぜひ試して欲しいですし、個人的には音楽系の作品なども轟音で鑑賞してみたいです!

金額・上映館

轟音シアターを導入しているのはTOHOシネマズのみ。

その中でも2024年12月現在、上映している映画館と追加料金は下記となります。

都道府県上映館料金※
北海道TOHOシネマズ すすきの200円
東京都TOHOシネマズ 池袋記載なし
東京都TOHOシネマズ 上野記載なし
東京都TOHOシネマズ 立川立飛記載なし
大阪府TOHOシネマズ なんば記載なし
大阪府TOHOシネマズ セブンパーク天美記載なし
大阪府TOHOシネマズ ららぽーと門真記載なし
福岡県TOHOシネマズ ららぽーと福岡記載なし
※通常料金への追加料金を記載しています。

すすきの以外料金の記載がなかったので気になって調べてみたところ、なんと通常料金で鑑賞できてしまうようです…!!!

まとめ

“サブウーファー”という特殊なスピーカーを使うことで、ノイズがなく美しい大音量を実現している轟音シアター。

筆者のように音が大きかったりうるさいのが苦手という方はその名前に身構えてしまうのではないかと思うのですが、そんな方にもおすすめの最高の音環境でした。

しかも、TOHOシネマズすすきの以外は通常料金で鑑賞ができてしまうので、気になる映画が轟音シアターで上映されていたらぜひ一度体験してみて欲しいです!

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この記事を書いた人

好奇心旺盛すぎて何にでも興味関心を示す。知らないことを知ることと、スポーツ・映画・アニメ・ドラマ・舞台・音楽・美術・自然・人間…など、とにかくなにかを鑑賞することが好き。自分が良いと思ったものやことを言葉や絵で伝えることが得意。好きな生き物はサメです。

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