いつもの様にTwitterで坂口恭平のタイムラインを眺めてたらとても気になる絵があった
単なる焼き鮭の絵だが、誰しもが記憶にあるとても美味しそうな鮭だった
最近始まった坂口恭平のドキュメントを見た
これの第2話を見てぶっ飛んだ
このドキュメントは日々の生活を単に密着した垂れ流しに近いドキュメント
日々のパステル画や音楽の制作活動だけで無くドライブ中に変わりゆく町にダラダラ喋っていたり普段の生活を公開している。
まるでTRUEMAN SHOWだ
これの第2話にはこの焼き鮭の絵を描いた女の子からのいのっちの電話が記録されている
第5回目の連載でも書いたが彼の行動は本当に純粋だ
目の前にいる死にそうな人を救いたいだけ。
理由はそれだけだ
自己否定しがちな自分を肯定してくれる
誰もが持つ自分自身の得意な事、才能を見つけ出し
あと一歩を踏み出す為に本当に真剣に向き合っている姿を見て
何故こんな事が出来るのだろう?とも思うが
それと同時に改めてこんな風になりたいとも思った
人は誰でも何らかの才能を持っている
向き不向きはあるが単にその才能を持っていないだけだ
合わないだけだ
合わない事をやり続けるのでは無く、自分の得意な事を見つけるだけだ。
合わないけどそれをやる事で自己否定が生まれる
彼の目に映る景色はどんな景色なんだろう
彼の絵を見るといつも思う
僕には見たいと思っているが見えない景色が、見たく無いと思っている景色が見えるのだろうか。
それとも同じ景色を見ているけど、アウトプットの出し方やアウトプットそのものが異なるのか?
そんな事をいつも考えてしまうのだ
剥き出しの彼の生き方を視聴者として見ているだけで同じ時代を生きてるだけで、この時代に生まれて良かったと思う。
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