こんにちは!しおねるです🦈
ここ数年、30度超え・エアコン必須の夏が続いていて、もはや北海道に住んでいる意味がよくわからなくなってきています。
それでも、やっぱり気持ち的に明るくなれるので大好きな季節です。
そして、夏は筆者が愛してやまない、細田守監督作品の季節!!!!!
『時をかける少女』から3年ごとに新作が出ていて、すべて夏に公開されています。
作品タイトル | 劇場公開日 |
---|---|
時をかける少女 | 2006年7月15日 |
サマーウォーズ | 2009年8月1日 |
おおかみこどもの雨と雪 | 2012年7月21日 |
バケモノの子 | 2015年7月11日 |
未来のミライ | 2018年7月20日 |
竜とそばかすの姫 | 2021年7月16日 |
筆者が初めて出会ったのは金曜ロードショーの『サマーウォーズ』でしたが、そこからは欠かさずに映画館へ足を運んで見るようにしていたので、じんわり暑くなってくるとなんとなくそのときのことを思い出します。
そんな『サマーウォーズ』、今年でなんと劇場公開から15周年を迎えます!めでたい!!!
いくつかのイベントが開催される予定のようなのですが、筆者が何より嬉しかったのが映画館で劇場公開日(8月1日)に合わせた期間限定再上映が行われること!!
(実は昨年も行われていたようなのですが、行けなかったので非常に嬉しいです…!)
今回はその再上映の詳細のご紹介に加えて、サマーウォーズの見どころを語っていこうと思います。
上映日程、特典、グッズ
【7月26日(金)から】2週間限定で全国上映!
国内最大級の映画・ドラマ・アニメのレビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」主催のリバイバル上映プロジェクトにて、今年、劇場公開15周年を迎える『サマーウォーズ』を7月26日(金)より2週間限定で全国上映することが決定。
日本の夏を舞台にしたアニメーション映画として、日本だけでなく世界でも広く愛されてきた細田守監督作品『サマーウォーズ』は今年で劇場公開から15周年!
そして、上映期間は主人公・健二の憧れの先輩である夏希の曾祖母・陣内栄(栄おばあちゃん)の誕生日である、8月1日という『サマーウォーズ』にとっての”記念日”に合わせた日程にて上映!オリジナルの来場者特典の配布をはじめ、記念すべき15周年を盛り上げる数々の企画を上映に向けて準備していますので、詳細は今後の発表をお楽しみに♪
引用:FILMAGA【公開15周年記念&記念日を祝おう!】細田守監督『サマーウォーズ』が7月26日(金)より2週間限定で全国上映!(https://filmaga.filmarks.com/articles/299331/)
上映期間 | 2024年7月26日(金)より2週間限定上映 |
チケット料金 | 大人1,600円/高校生以下1,000円 |
今回の再上映は筆者も普段よく使っているFilmarksが主催のリバイバル上映プロジェクトのひとつだそうです。
オタク的感動ポイントは、栄おばあちゃんの誕生日(=劇場公開日!)が上映日に含まれていること!!!
パリオリンピックの真っ只中ではありますが、8月1日に見に行って、ハッピーバースデー栄おばあちゃんをしたいところです!
【8月23日(金)から】1週間限定で4DX上映!
上映期間 | 2024年8月23日(金)〜8月29日(木) |
チケット料金 | 大人1,600円/高校生以下1,000円+4DX料金 |
これ、個人的にめっっっっっっっちゃ嬉しいです・・・・・・!!!!!!!!
復刻上映で4DXって事例として多くはないので、好きな作品がこれに該当するというのは本当にありがたいことなのです。
もうこんなチャンスはないかもしれないですし、何より作品の内容的にもかなり4DX映えするかと思いますので、アトラクションが苦手じゃない方はぜひこの機会に見に行ってみてください!!
入場者特典「リバイバル上映限定花札」
劇中に登場するキーアイテムのひとつ「花札」。
今回はこの「花札」を入場者特典として全5種配布いたします。7/26(金)からの通常版上映ではうち4種をランダムでプレゼント♪
引用:FILMAGA【『サマーウォーズ』公開15周年記念】 8月23日(金)から4DX上映決定! 入場者特典・劇場限定オリジナルグッズ公開!(https://filmaga.filmarks.com/articles/302527/)
すべて揃えると「四光」の役が揃うようになっています。
さらに、8/23(金)からの4DX上映では最後の1種が配布され、7/26(金)からの上映で配布の4種とあわせて、5種すべてを揃えると「五光」に。
あなたは揃えられるかな?ぜひ挑戦してみてください!
リバイバル上映限定特典として、劇中でのキーアイテムである花札をサマーウォーズデザインにしたものが配布されます!
7月26日(金)から始まる通常上映ではランダムで4種類、8月23日(金)から始まる4DX上映では1種類、全部で5種類が配布されます。
そしてこちらなんと、すべて揃えると花札の役である「五光」が完成する仕様になっています!(アツい!!!)
数量限定とのことなので、ぜひ公開日に見に行ってゲットしてください!
個人的にキングカズマが2枚あってすごく嬉しいです。
オリジナルグッズ販売決定!
入場者特典だけにとどまらず、朝顔柄手ぬぐい、陣内家の家紋入り扇子、『サマーウォーズ』暑中見舞い、がオリジナルグッズとして販売されます。
手ぬぐいと扇子は、映画の中でヒロインの夏希が来ている朝顔柄の浴衣がモチーフの涼しげなデザイン。
暑中見舞いは手ぬぐいと扇子などが入っているようで、詳細は後日発表!楽しみです!
手ぬぐいと扇子は劇場限定販売、暑中見舞いだけEC限定販売とのことです。
復刻パンフレット販売決定!
2009年公開当時に販売された『サマーウォーズ』パンフレットの復刻版を劇場限定にて販売決定!作品のイントロダクションをはじめ、仮想世界OZについての解説など、当時の内容のままファンには嬉しいコンテンツが盛りだくさんの1冊です!会場にお越しの際にはぜひチェックしてください♪
引用:FILMAGA【『サマーウォーズ』公開15周年記念】 復刻パンフレット販売決定!「1日限定!浴衣で集まろうDAY」今年も開催!一部劇場にて特設フォトスポット登場!(https://filmaga.filmarks.com/articles/303834/)
なんと、2009年公開当時の内容のままのパンフレットが販売されます!!
これはかなり嬉しい方も多いのではないでしょうか。
キリがないので本当に好きな映画のパンフレットだけ購入するようにしている筆者ですが、流石に今回は手に入れなければと思っています…!
筆者的『サマーウォーズ』の見どころ
そもそも『サマーウォーズ』について「名前は知っているけど見たことはない」「なんとなく見たような気がするけどどんな話だったか覚えていない」という方もいらっしゃると思いますので、一旦あらすじをどうぞ。
あらすじ
『時をかける少女』の細田守監督が手掛ける長編オリジナルアニメーション。謎の人工知能“ラブマシーン”の暴走によって生じた世界の危機を救うため、インターネット上の仮想空間「OZ」と現実世界、両方の世界で奮闘する。
引用:Filmarks『サマーウォーズ』(https://filmarks.com/movies/29605)
一言で言うと、数学がめちゃくちゃ得意だけど平凡な男子高校生が、憧れの先輩の頼みに応えようとしたら世界を救う流れになった、という感じ。
当時はそこまで現実感がなかったのですが、技術が発達してきた今改めて見てみると今後実際に起こりそうだな…と思うことがすごく多いストーリーになっています。
とりあえず、この世界ではメタバースが普及していて日常の一部として利用されている、ということを念頭に置いておいていただくと話がスッと入ってくると思います。
実際に見ていただくことを想定して話の流れは割愛し、ここからは筆者的『サマーウォーズ』の好きなところ(見どころ)をかいつまんでご紹介していきたいと思います!
「家族の力」
『サマーウォーズ』は陣内(じんのうち)家という家族を中心にした話となっていて、登場するキャラクターはなんとこんなにいます。
相関図を見てびっくりされると思いますが、映画の中でヒロインの夏希が怒涛の勢いで紹介してくれるシーンがありますので、ぜひ注意して聞いてみてください。(ちなみに筆者はそのシーンの暗唱が特技の一つです)
画像の左上にも書いてありますが、『サマーウォーズ』では特に「家族の力」を感じる場面が多いです。
「家族」を描くことは細田守監督作品に割と共通していることで、『サマーウォーズ』でも家族団欒のシーンなどがあるのですが、ただの団欒では終わりません。
世界に危機をもたらすきっかけになるのも、家族なのです。
その危機に陣内家が家族の力でどう立ち向かうのか、“AI・メタバース=現代的なテクノロジー”と“家族の力=最古のネットワーク”という対比に注目しながら見てみてください!
入道雲
こちらも細田守監督作品に共通しますが、入道雲がよく出てきます。
劇中の季節が夏なのでたくさん出てくるのは当たり前といえば当たり前なのですが、大事な思い出のシーン、覚悟を決めるシーンなど、重要なシーンには必ずと言っていいほど出てきます。
もくもくと形を変える入道雲とその手前にいるキャラクターという構図も相まって、筆者にはこの入道雲がキャラクターの心情や成長を表しているような気がしてならないのです。
『サマーウォーズ』でも物語の折り返し部分あたりで印象的な入道雲が出てきて、そこから展開が大きく動きます。
何気ない背景として描かれがちな雲ですが、そのシーンでキャラクターはどういう感情を抱いているのか…考えながら見てみると面白いかもしれません!
明るいだけではないストーリー
夏休みに子どもが見るアニメ映画となると、明るく笑えて最後は感動するような、子どもが見て楽しい作品が多いと思うのですが、細田守監督作品は大人も(むしろ大人が?)楽しめるストーリーになっています。
誰しも心に多少なりとも闇を抱えていたり葛藤していたりするはずで、それは周囲の環境や生い立ちによるものが多いのではないかと筆者は思っています。
細田守監督作品では、そういった一般的には目を背けたくなるような部分もしっかりと描写し、こちらに考える余地も与えてくれることが多いです。
筆者が細田守監督作品に夢中になったのは、何よりもこの部分が大きいと思います。
こう言っておきながら『サマーウォーズ』は公開作品の中だと比較的ライトではあるものの、それでもキャラクターたちの葛藤が色濃く描かれていますので、ぜひキャラクターと一緒に葛藤してみてください。
まとめ
筆者的見どころ、他にもBGMや主題歌(山下達郎)が最高すぎるとか、池沢佳主馬が最高すぎるとか、たくさん語りたいポイントはありますが…止まらなくなるので一旦このあたりでやめておきますね。
池沢佳主馬は最高です。
それでは改めて、リバイバル上映の詳細をまとめておきます。
形式 | 公開期間 | 料金 | 入場者特典「リバイバル上映限定花札」 |
---|---|---|---|
通常版 | 2024年7月26日(金)〜8月8日(木) | 大人1,600円/高校生以下1,000円 | 全4種ランダム |
4DX | 2024年8月23日(金)〜8月29日(木) | 通常版料金+4DX料金 | 1種 |
少しでも興味を持っていただけたら、この夏はぜひ映画館でサマーウォーズを見ていただけると嬉しい限りです。
よろしくお願いしまぁぁぁぁぁぁぁぁすっっ!!!!!
【余談】『ONE PIECE ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』も細田守監督なのですが、細田守色が出まくっていて本当に最高なので、ぜひ見てください。U-NEXT、DMM TV
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