こんにちは。編集長の川畑です。
今回は、1万円ちょっとで買えるエントリースマホ「Blackview WAVE 9C」をご提供頂いたので、使用感をレビューします。
とりあえず、期間限定(2025年11月18日までの予定)のキャンペーンで価格が13,990円(税込)と、本当にこのスマホは動くのか???と疑いたくなる価格で販売されているので、下記リンクよりチェックしてみてください。
スペック
まずは簡単に「Blackview WAVE 9C」のスペックを紹介します。
| OS | DokeOS 4.2(Android15ベース) |
| ディスプレイ | 6.56インチ(HD+ 720×1612) |
| SoC | Unisoc T603 |
| メモリ | 4GB(仮想メモリ追加で最大12GB) |
| ストレージ | 64GB or 128GB |
| バッテリー容量 | 5000mAh |
| 認証 | 指紋認証・顔認証 |
| カメラ | バック13MP + フロント8MP |
| 防水性能 | IP54防塵防滴 |
まず、SoCが「Unisoc T603」とエントリー向けとなっています。価格が安いのでこのあたりは仕方ないですが、スマホの使用用途にゲームが入っている方は本機種は避けた方がよいですね。
6.56インチと、大きめなディスプレイサイズに対して、解像度をHD+に抑えているのは好印象です。
もちろん、価格が安いスマートフォンなので、高精細なディスプレイを搭載する価格的余裕は無いでしょうが、エントリークラスのSoCで、無理して高精細なディスプレイを搭載して動作が遅くなるくらいなら、解像度を落として快適に動作する方が使用体験は向上すると思います。
また、6.56インチ程度の画面であれば、余程こだわりが無い限り、HD程度の解像度があれば十分綺麗に画像や動画を閲覧することができますね。
Blackview WAVE 9C 同梱物・外観
同梱内容


- Blackview WAVE 9C本体
- 充電用アダプター(10W)・ケーブル(USB Type-A to Type-C)
- SIMピン
- 説明書
- microSDカード(32GB)
- ケース
13,990円(税込)で購入できるスマホにも関わらず、microSDカードが入っていました。本当にスマホとして使えるのか不安になってくる価格ですね。中古ではなく、新品で13,990円(税込)です。怖い。
ケースは元々装着されている状態で箱に入っています。
外観




正面は6.56インチのディスプレイは、画面占有率も高く、フロントカメラ部分のみ、小さくノッチになっています。
背面は全体的にヘアライン加工がされており、わずかながら高級感を出すことに寄与していますが、まぁ1万円台のスマホですから、高級感を求めるのは酷ですね。
3つカメラが付いている様に見えますが、カメラ・ライト・ダミーとなっており、カメラは1つです。
ポート・ボタン


全体的に写真が暗くなってしまい見えにくくて申し訳ないですが、本体底面には「3.5mmイヤホンジャック」「マイク(多分)」「充電ポート」「スピーカー」がついています。
イヤホンジャックがあるのはいいですね。
スピーカーはモノラルですが、動画コンテンツ消費には特に問題ない音質と音量です。


側面の片側には、電源ボタンとボリュームボタンが付いています。画像の暗さで分かりにくいので、ボタン部分を赤枠で囲っています。


反対側の側面には、microSDカードとnanoSIMカードを入れるスロットがあります。
一般的な形状で、SIMピンを使ってスロットを取り出す形状です。


microSDカードは1枚、nanoSIMは2枚入ります。
eSIMには対応していない様です。
デュアルSIMがどの様な方式で動くのかは確認できていません。
同梱のケース










同梱されているケースは、シンプルで使いやすいです。
スマホリングが付いているタイプで、スタンドにもなります。
ベンチマーク(Geekbench 6)
性能がどの程度なのか気になりますよね?
Geekbench6で計測しました。
とりあえず、結果を掲載します。




CPUのシングルコアが192、マルチコアで816。
GPUはエラーで正確に計測出来ませんでした。
以前、紹介したBlackview ZENO 1というエントリー向けタブレットに搭載されているSoCがUNISOC T615で、Geekbenchのスコアがシングルコアが438、マルチコアで1458だったので、それよりもスコアが半分位ですね。
これは、お世辞にも速いです!何をやるにも快適です!といえるスコアではないです。


カメラ
カメラに関しては、あくまで記録用に撮影する程度と考えた方が良さそうです。
ハイエンドスマホは年々カメラ性能が洗練されていっていますが、エントリースマホはとりあえず撮影出来るだけありがたいと思いましょう。
とりあえず、私の机の上にいた大阪万博オールスターズを乱雑に撮影してみました。
1枚目が「Blackview WAVE 9C」で2枚目が「Googel Pixel 7 Pro」で撮影したものです。
ディスプレイライトが光っている真下にあるのですが、「Blackview WAVE 9C」で撮影した方は白飛びも激しく、真ん中のミャクミャクの顔以外にピントが合わず、全体的にぼやっとした画像になってしまいました。




使用感とまとめ
「Blackview WAVE 9C」を使ってみましたが、正直全体的に動作がもっさりしているところが気になりました。
Youtubeを開くのに7〜8秒、Google Chromeを開いて、検索できる様になるまで4〜5秒かかることがあり、普段ミドルレンジ以上の価格帯のスマホを使っている方に「Blackview WAVE 9C」をメインスマホとして使うことは全くおすすめしません。
ただ、Youtubeの動画を再生して動画が途中で止まってしまう様なことはなく、動画が始まってしまえば非常に快適です。
スマホに10万円も20万円も払うのは馬鹿馬鹿しい!多少のもっさりは我慢する!!!
という方はメインスマホでも良いかもしれません。なんせ1万円台で新品が買えますから。
あとは、普段使いではなくサブ機として使うとかなら、選択肢には入ると思います。
ニッチなニーズだが、おすすめの使い方
かなりニッチなニーズであることはわかっていますが、個人的におすすめな使い方があります。
それは、オートバイのナビとして使うという用途です。
- 5000mAhの大容量バッテリーで長時間使える
- 大雨などでは厳しいが、小雨程度なら耐えれる防水性能
- とにかく安いので、最悪落下した時の精神的ダメージが少ない
上記の理由から、格安SIMやメインスマホのテザリングでGoogleMapなどを使いバイクのナビとして使うには最適なのでは??と思っています。
私も普段、知らない場所に行く時は、バイクにスマホホルダーでスマホを固定してナビがわりにしているのですが、古い単気筒のバイクなのでスマホホルダーが信じられないくらい揺れますw
今まで一度もスマホの落下は経験がないのですが、毎回怯えています。
「Blackview WAVE 9C」を試しにナビとして使ってみましたが、全く問題なく快適に使えます。
思い切ってそんな使い方もできてしまう様な驚き価格のスマホ「Blackview WAVE 9C」は下記Amazonページから購入出来ますので、ぜひチェックしてみてください。













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