今年もクリスマスがやってきました。
昨年ご紹介した「Googleのサンタトラッカー」や、昨年は取り上げてはいないものの1955年という昔から毎年行われている「NORAD Tracks Santa(アメリカ空軍のサンタ追跡)」が今年もサービスを開始しています。
昨年のGoogle Santa Trackerの記事はこちら↓
あくまでもジョークなこれらのサービスですが童心に返って夢を見てもいいよね。クリスマスぐらいはね。
Google Santa Tracker(グーグル サンタ トラッカー)
Google Santa Tracker(グーグル サンタ トラッカー)は、Googleが2004年に開始したクリスマスをテーマとした特設サイト。
期間中は特設サイト内もしくはGoogleマップ上で「サンタクロース」と検索すると、世界のどこにサンタクロースがいて、これまでに配ったプレゼントの個数や次の目的地などの情報を見ることが出来る、という可愛いサービスです。
サンタの追跡が見られるのはクリスマスイブである12月24日19時から25時間限定。その時間以外はクリスマスをモチーフとしたブラウザゲームを遊ぶことが出来ます。
妖精が空でプレゼントを集めるシューティングゲームがあったり…
ソリを左右に操作して煙突に向けてプレゼントを落とす「プレゼントドロップ」。
ブロックを組み合わせて簡単なプログラミング体験が出来る「コードラボ」など。
ご紹介したもの以外にも簡単な操作で遊べるミニゲームがたくさん用意されています。どれも小さいお子さんがプレイする前提の設計になっているのでクリスマスに家族でワイワイ遊ぶのにぴったり。
サンタさんの追跡コンテンツはクリスマス期間の限定サービスですが、サイト内で遊ぶことが出来る数々のゲームは実は通年遊ぶことが出来ます。
NORAD Tracks Santa(NORADのサンタ追跡)
NORAD Tracks Santa(NORADのサンタ追跡)は、毎年12月24日のクリスマス・イブに行われるイベントで、北アメリカ航空宇宙防衛司令部(NORAD)がサンタクロースの現在地を追跡するというものです。
1955年にアメリカのシアーズ社がサンタクロースの電話番号としてNORADの前身である大陸航空防衛司令部(CONAD)の電話番号を誤って広告掲載したことが事の始まり。
本当に電話を掛けてきた子供たちに向けて司令部のスタッフがユーモアを交えてサンタクロースの現在地を報告し始めたことでこの活動が始まりました。
もうこの時点で素敵な話ですが、その出来事が毎年の伝統として引き継がれ、公式サイトの記述によると現在では最新のレーダーシステムや人工衛星、高速ジェット機などを駆使して、サンタクロースの現在地を毎年追跡しているとのこと。(これはいわゆる「空軍ギャグ」的なものだと思うけど。)
その始まりから毎年12月24日のクリスマスイブには専用のコールセンターが設置され、ボランティアがサンタクロースの現在地についての情報を子どもたちに電話で伝えるという活動もしているほか、iOS/Android用のアプリを用意するなどかなり精力的に活動している様子。
NORADはサンタ追跡のプロジェクトを重要な任務と位置付けていて、リソースの全てをボランティアの協力とスポンサー企業の支援で実現しているとのこと。
NORADはアメリカとカナダの両国が共同で運営する組織ですが、そんな大きな組織が子どもたちの夢を守るために毎年こんなにも頑張っているなんて、ユーモアたっぷりかつロマンチックな話ですよね。
Google Santa TrackerもNORAD Tracks SantaもWebブラウザやアプリから無料で気軽に楽しむことが出来るので一度覗いてみては。
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