「“ナートゥ”をご存じか?」で話題になったナートゥダンスや、最後までダンスが盛り込まれたおよそ3時間に渡る壮大なアクション映画「RRR」。こんなに長いの?!と敬遠してしまいそうな時間があっという間に過ぎてしまうほど面白い!CGがとにかくクオリティが高くツッコミどころ満載なインド映画をご紹介します!
RRRのあらすじ
1920年、イギリス植民地時代のインドが舞台。
英国軍にさらわれた幼い少女を救うため、立ち上がるビーム(NTR Jr.)。
大義のため英国政府の警察となるラーマ(ラーム・チャラン)。
熱い思いを胸に秘めた男たちが‟運命”に導かれて出会い、唯一無二の親友となるが・・・
ある事件をきっかけに、それぞれの‟宿命”に切り裂かれる二人はやがて究極の選択を迫られる。
『友情か? 使命か?』2人の思いをかけた壮大なアクション!
RRR展での展示されていたものです
RRRとは?
Rが3つ!なぜ3つのRのタイトルなのか、1番に疑問に思いますよね。
英語では蜂起(Rise)、咆哮(ほうこう、Roar)、反乱(Revolt)の頭文字を取って『RRR』
テルグ語、タミル語、カンナダ語、マラヤーラム語では、「怒り、戦争、血」を意味するRの入ったそれぞれの単語が、『RRR』のサブタイトルとして付けられています。
ちなみに、「S・S・ラージャマウリ」、「ラーム・チャラン」、「NTR Jr.」の名前にある『R』を3つ重ねた仮題として企画がスタートしてるんです!
当初の読み方は「トリプルアール」だったのですが、ファンの間で「アールアールアール」と広がりそのまま本題名が「アールアールアール」になったのだとか・・・!
『R』の1文字でこれだけの話が広がる。こんなタイトルから面白い映画は見るしかないんです!
登場人物
コムラム・ビーム
イギリス総督に連れ去られた村の娘を奪還するために命をかける、ゴーンド族の不屈の男、コムラム・ビーム
RRR展での写真
A・ラーマ・ラージュ
イギリス政府の警察官となり、内なる大義を秘めた炎の男、ラーマ・ラージュ
RRR展での写真
「“ナートゥ”をご存じか?」
話題になったナートゥダンスは映画が最も盛り上がる見どころのひとつです。
ダンスシーンの撮影場所はウクライナの首都キーウで撮影されたそうです。
「Naatu」とテルグ語で”地元、ワイルド”の意味、ヒンディー語では”インドの踊り”と訳されています。
ナートゥダンスは、南インドのフォークダンス、音楽のスタイルを取り入れ更にアップビートになっています。
そんな文化のルーツがたくさんのダンスだからこそ、「ナートゥ」には魅力たっぷりで魅入ってしまうシーンなんだと思います。
『 Naatu Naatu』のダンスシーンはこちら
エンディングでは監督も一緒に踊っている
ラージャマウリ監督自身もエンドロール曲「Ettara Jenda」で登場しちゃうんです!
監督がエンディングのダンスシーンに登場する映画は初めて見ました。
エンドロールが流れているのにメインはやっぱりダンス!
インドの踊り文化が最後まで感じられる作品でした。
こんなにエンドロールで退屈しない映画はRRRしかないんじゃないでしょうか。
RRR展での展示されていた「ムゲン ドスティ パーティ!」
エンディングの8人の英雄たち
エンディングでは8人の英雄たちが登場していますが、この人たちはいったい誰なんだろう?
ということで登場順に紹介していきます。
- スバース・チャンドラ・ボース
- ヴァッラブバーイー・パテール
- キットゥール・チェンナンマ
- V.O.チダンバラム・ピッライ
- バガト・シン
- タングトゥーリ・プラカーシャム
- パラッシ・ラージャー
- マラーター王シヴァージー
エンドロール曲「Ettara Jenda」はこちら
約97億をかけたインド映画史上最大の製作!
数々の興行新記録を打ち立て、全世界に「バーフバリ旋風」を巻き起こしインド映画の歴史を変えた「S.Sラージャマウリ」監督。
インド映画史上最大の製作費はなんと7200万ドルなんです!
日本円にして約97億円。
水、炎、蜂起、咆哮、反乱、怒りなど英語や南インドの各言語を単語に含まれる様々な『R』を合成させた意味を持っています。
驚きと興奮に満ちたパワフルで壮大なアクションの連続で続いたスーパーエンターテインメントです。
映画の面白さをすべて詰め込んでいて、見る人がストレスも鬱憤も吹き飛ばすようなおどろきと楽しさの連続の3時間になっています。
まさにエナジーチャージムービーなんですね!
CGがリアルで大迫力!
『狼じゃねぇ、虎がきた』
【ビームが虎を捕獲するシーンはこちら】
序盤のビームが虎を捕まえるシーンから迫力がすごいのですが、そのあとの猛獣たちを引き連れて屋敷に突入する戦闘シーンも大暴れの大迫力なんです!
【ビームが突入するシーンはこちら】
他にもメイキング映像から見て壮大さが分かります。
【アクションの裏側が分かる映像がこちら】
【更にCG制作も加わりより壮大になっていくメイキング映像がこちら】
こうしてメイキングを見ると、どれだけの製作費や時間がかかったのか伝わってきますね!
まとめ
主人公2人のアクションや演技の迫力と相まって、最初から最後までツッコミどころがありながら、ずっと目が離せない3時間に渡るストレス発散映画をぜひ映画館やDVD、配信サービスで見て欲しいです!
映画『RRR』公式X(旧Twitter)
RRRを映画館で見よう!
まだまだ「RRR」を劇場で上映しています!
こちらでチェックしてみてくださいね。
RRR公式サイトはこちら
動画配信で見よう!
U-NEXTとAmazon Prime VideoでRRRを見ることが出来るようです。
(他配信サービスでレンタルすることもできますが見れないところもあります。)
どちらもレンタル配信で見ることが出来ます。
Amazon Prime Videoで見るならこちらから
RRR展
インド映画史上初となるアカデミー賞歌曲賞受賞を果たした『RRR』の展覧会が日本で初開催されました!
2人の熱い友情にちなんだ本展覧会、その名も<RRR ∞ Dosti PARRRTY!>
固く結ばれた2人の絆を体感せよ!
ということで、大阪会場に遊びに行ってきました!
あべのハルカスで開催していたのですが、エレベーターに乗って会場が開催されている階まで上がると・・・!
より固い絆で戦う2人がお出迎えしてくれました!
会場の入場特典でランダムでビームかラーマの2種類のうちわを貰えるのですが・・・
ビームが当たりました!(筆者はラーマ推しですが、ビームの決め顔もいいですね。)
会場内ではストーリーに沿って展示がされていました。
マッリのところからビームとラーマが出会う場面、そしてダンスシーンや戦闘シーン。
あまり語ってしまうとストーリーのネタバレになってしまいそうなので細かいところは省かせていただきますが、なにより各シーンの名セリフとの演出だったり、フォトスポットもたくさんあって、RRRの世界を堪能できました!
期間限定といわず、まだまだやって欲しいですね!
2人の出会いの子どもを助けるために手を取り合ったシーン
ナートゥダンスのシーン。ドラムセットに座り一緒にフォトが撮れます!
会場限定グッズを悩みに悩んで厳選して買いました!
RRRイベントはまだまだ続く
RRR展の開催は終了していますが、他にもRRRとコラボしたレストラン「RRR × DISH UP」なども現在やっているようですよ!ぜひRRRを見て、その余韻を楽しんでくださいね!
「DISH UP」公式サイトはこちら
みんなでRRRの魅力を共有しよう!
X(旧Twitter)ではRRRの魅力や新しい発見など共有できるタグがあります。
ぜひ一度RRRを見てからこちらのタグでよりRRRの魅力を楽しんでください!
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