純正コン一択時代に一陣の風
「ゲームといえば家庭機」の時代から、確実に主戦場が「PC」に移り変わりつつある昨今。
「圧倒的にXbox・Switch配置のコントローラーが強く、プレステ配置の物が欲しいなら純正コンで良い」
とされてきた環境に、突如として現れたのが「GameSir Tegenaria Lite」だ。
発売直後にたまたま某大型家電量販店でGETしたものであるが。
お値段は当時から据え置きで3,290円、「ライトユーザー層の覇権を取りに来た!」という感じが凄い。
本品は発売からすでに半年近くが経っているので、今更感があるのは否めないものの。
しっかり使ってきたからこそ見えてきた使用感等を、ここにまとめていきたいと思う。
Xbox・Switchコン御用達の技術がついに!
コントローラーで遊んでいると、どうしても避けられないのが「ドリフト問題」だ。
これは従来の「可変抵抗式」と呼ばれるスティックの作りが生む、避けようのないエラーで。
FPSやアクションゲームを遊ぶ上で「勝手にキャラクターが動き始めて困った」という人も少なくないはず。
そんな「ドリフト」の問題に希望の光をもたらしたのが、「ホールエフェクト」のスティックだ。
使い込むほどに摩耗していく「可変抵抗式」のスティックと違って。
こちらはスティックとセンサーが分離しているおかげで、「故障しづらい」のが特徴。
とにかく精密な動作が要求される、昨今のゲームの競技シーンや、アクションゲームのエンドコンテンツ等において。
「キャラクターや照準が勝手に動き始める心配が無い」というのは、かなり魅力的。
強いて難点を挙げるなら、「スティック入力のフィーリングが変わってしまう」ので。
人によっては、慣れるまでに結構な違和感があるかも知れない。
さらにこちらは好みが分かれるところであるが、PCに繋いでおけば電池切れの心配のない「有線接続式」なので。
ゲームの最中に「いいところで接続が切れる」といった問題とも無縁なのも嬉しい。
外観・機能について
ここまではホールエフェクトスティックに一点集中して持ち上げたので、そろそろコイツのスペックにも触れておく。


外観は初代プレイステーションを彷彿とさせるシンプルなもの。
手触りもサラサラしておりなかなかに良好、「変にツルツルしていて安っぽい」みたいな感じでもない。
本来のCREATE/OPTIONのボタンの位置にあるHOME/CAPTUREボタンに、最初は戸惑うかも知れない。
持ち手部分にはデュアル非対称振動モーターを内蔵しており、ゲーム体験をよりダイナミックに演出してくれる。


LRボタンの間にあるのが、本当のCREATE/OPTIONのボタン。


L1/R1ボタンはポチポチと押し心地が良く、L2/R2ボタンは本家本元よりもシャープでエッジが際立つシルエット。


裏側にはL4/R4と背面ボタンが搭載されており、ソフトを開くことなく、好きなボタンを割り振れる。
これにより「右手でスマホを持ちながら、左手でRPGのレベル上げ」が出来たりして、とても楽になったりする。


カラフルなMボタン始動で、背面ボタンのキーマッピングや連射機能など、様々な機能にアクセスできる。
「数秒長押ししてから割り当てたいボタンを押す」といった具合に、操作に少し癖があるものの。
箱の裏面のQRコードから仕様書にアクセス出来るので、わからない事は大方そちらから確認できる。
外観の仕様は概ね上記の通りで、これらに加えて先述の”ホールエフェクトスティック”を搭載しているので。
価格に似合わぬ使い勝手の良さに、すっかりメロメロというわけなのである。
更にコアな話をすると、PCと毎秒最大1000回データをやり取りするため、ポーリングレートが非常に高い。
その結果として、コントローラーからの入力遅延がかなり小さくなる、というメリットがある。
対人格闘ゲームやFPSなど、特に一瞬の判断が命運を分けるゲームでは、この差は侮れない。
総評
価格に見合わぬ高品質で現れた「Tegenaria Lite」。その良コスパっぷりは十二分に語らせて頂いた。
「プレイステーション配置で、スティックがとにかくタフ、おまけにお手頃価格」
ありそうでなかった三拍子が揃った優等生。
ヘヴィなゲーマー各位にしてみれば、「ちょっとボタン足りないかも」等々、様々な意見はあるかと思うものの。
「これからPCでゲームを遊び始めたい人」や、「本命は無いけど丁度いいコントローラーが欲しい人」には、
なかなかどうして頼もしいコントローラーだと、強くおススメできる。ぜひお試しあれ!!
※本ページは「NPO法人さいたまユースサポートネット」の就労支援「はたチカ応援プログラム」の活動で執筆しています。















コメント